改造大失敗のお話だよ。 SONY VAIO VGC-LV51JGB 解体とCPU換装
やあやあ
開設直後だけどガンガン行くよ
ただし勢いが落ちないとは言っていない。
スマホを入手し、勢いでAmazonに数万円突っ込んで金欠ピンチに陥ったアホです。
そんなアホが最後にやらかしました。
パソコンを買ったのです。
メルカリでモニタ一体型パソコンを購入してしまいました。
そしてパソコンへの知識への沼へと溺れることとなるのです。
4月初旬の出来事だが。
メルカリにて送料込み6000円
6000円でパソコン変えるとか安すぎかと思ったが今考えると10年前のパソコンじゃ高いように思う
新品価格は27万くらいらしい
だが十年前のパソコンである
こちらジャンクとして売られていた理由が1部のネジ欠品である
こちとら電子機器のネジ外しをやった事すらなく、この蓋も開くことに1時間ほど調べてやっと初めて知ったくらいの戸惑いようである。ちなみにこれ外さないと電源が刺せないのであった。
そしてこいつ、クソでかい。
Lenovo C255と所持していたのだが1.7倍くらいの画面サイズがあろう
4K8Kの時代にFullHDと聞くと画質悪めに思われるかもしれないが別に高画質厨でもないのでFullHDでも充分すぎるほどに満足する画質とサイズであった。当時価格27万なだけある
だが後に悲しい出来事
店頭販売では常備しているらしいのだがネットで買うとHDMI入力がついていないのである
そして今、モニター欲しい症候群に捕われなんとかHDMI入力できるように出来ないかの改造を調べ出すほどのありさま。素人がそんなこと知っても意味が無いのである。しかももちろんそんな方法は1件も出なかった
商品レビューが本編ではない。
改造である。
だが忠告しておこう
モニター一体型の改造は危険である
画面を割れば古い新しい関係なく修理に4万近く飛ぶ。6000円で買ったのであればもちろん画面を割ってしまえば即アウトである
そして「熱暴走」である。
この記事の本編だ。
まとめるのが苦手すぎて直感的にここまで長々と書いてきているがまだ解体作業にも入ってないのでそろそろ本編へ。
CPU 中央演算処理装置
パソコンの頭脳となる、色々な処理を行う場所である
i7-860 i9-9980XE Intel core i3 といえば分かるだろう
周波数とコア数スレッド数TDP(消費電力)プロセスルールで性能は決まる(あくまで個人の意見でありこれが正しいとは言い切れない。)
周波数...〇GHz 数字が大きい方が多くの処理ができて処理速度が早くなる
コア数...処理をする装置の数 2コアとか4コアとかがある
スレッド数...コアの中に複数ある場合がある処理する装置の数(なんかな これはよく分からん)
TDP...消費電力 近代化するにつれて性能は上がっているが消費電力は下がって言っている。かがくのちからってすげー
プロセスルール...Y知恵袋の情報だがなんか部品?を置く面積?らしい 小さくなることで多くの部品が乗せられるため高性能となる?のかな?増えるとコスト上がりそうだけどそこら辺よく分からんから技術の進歩だよってだけ行っておこう
65nm(ナノメートル(1nm=0.001mm=0.0001cm))から最近は10nmとか2021年には7nmが出来るとかいう話があるね。
まあぐっちゃぐっちゃいってるけど要するに性能がいいほどパソコンが軽くなるCPUってパーツを換装するわけ。
知識ないやつが適当に換装してしまったための失敗も兼ねて書いてくよ
カバー外すのに調べ回って20分ほどかかった。
慣れると15秒。
てか何度も開け閉めしてるから裏蓋つけてすらない。
でスタンドのネジ外して外したあとの画像だが
取り外しは案外簡単に行けた
3分くらいかな
裏蓋を開けた。1番長かった。電子機器のネジ外しすらやった事ないと非常に最初は辛い。実は、リアルに3時間かけている。本当ネジ外すだけで。
んで機種 VGC-LV51JGB というこのパソコン
情報が全く載っていない。
もちろんCPU何処かわからん
10分ぐらい眺めてたらクーラーとか排熱とかでピンと来た。
手探りである。素人がそんなことやっちゃ変なケーブル切断してぶっ壊しかねないが方法が乗っていないので当たって砕けろ状態である
これだな。
左下が外への排気口で左上がCPUファンで銅色の熱伝導するやつが繋がってる右のとこらがCPUソケットっていうCPUを設置する場所があるとこらへん。
ここ結構重ね重ねになってて周辺のネジ丸々外さないといけなくて30分くらいかかった。
取り外したものがこちらになりまぁす
粘土っぽいのはグリスっていう熱伝導を上げて熱をのがしやすくするやつだよ
左上のはメモリとその横がチップセットなんかな?確かG45かG43チップセット
内蔵グラフィックで性能はマイクラJava版でOptifine入れてても20fpsしか出ない。当時の27万円は恐ろしいね ゲームよりオフィスだったんだろうね
組み立て直す...
おっと、ファン電源が抜けていたようだ
閉じる前に起動確認してよかった。
古いパソコンやメーカーパソコン、ASUSマザーボードだとケースファン電源とかCPUファン電源が刺さっていて一定以上の回転数がない時どうすらしないという厄介な謎設計だから気をつけないとね。
さて、問題である
実はこのパソコン 既に出品者が換装して使用していたようなのだ
これ、LGA775(ランドグリッドアレイ?IntelのCPUをセットするソケットの形でこれは775って言うものになる)なのだが、
LGA775は第1世代coreシリーズよりも古い。
i5-3430?第三世代だ
i7-7700?第7世代だ
Ryzen 5 2200G?AMD社のAM4ソケットだし論外
要するにめっさ古い
おっさんとかなら知る人ぞ知るCore2 duoやCore2 quadとかCore duo.Core2 Extremeとかが乗るソケットである。プロセスルールは65nmと45nmだった気がする。
まあ俺おっさんじゃないんですがね。
んで換装されていたのがCore2 Duo E8600である。2コア2スレッド3.33GHz TDP65Wの当時じゃハイスペックの部類に入るのだが、実は販売当初 それより性能下のE7400が乗っていたのである。
ここで気づくべきであったのだ
モニター一体型やノートパソコンは排熱処理が構造的に難しく熱暴走しやすい。
性能が上がれば熱も増える。
27万円もする高性能パソコンなのに何故E7400なのか。
コスト削減もあるのだろうが熱である。熱を抱えると色々と電子部品は壊れだしたりしてしまうので一定の温度を超えると安全装置、つまり温度が上がらないようにわざと性能を下げる装置が発動するのである。
何を隠そう換装したのは「Core2 Quad Q9550」である。
4コア4スレッドTDP95W 2.83GHzである。
そうだ、コア数が2倍だから熱発生ももちろん2倍になるしe8600を載せなかったvaioに急激に2倍以上の性能を持つCPUを載せたのだ。何が起きたかはっきりと言おう。
常時熱暴走。
おそらくもう長持ちはしないだろう。
TDPが65Wから95Wに上がるのはかなりの致命傷だ
ギリギリの構成というかアウトラインまで来てるDuo E8600の二倍近くの性能を持つのだ。
当時は熱について甘く見ていた。
だがCINEBENCHと呼ばれるCPU性能チェックソフトを使って分かった
Core2 Duo E8600 312cb
Core2 Quad Q9550 294cb
4コアが2コアに負けた。
安全装置のせいである。
だが安全装置云々じゃねえ
常時熱暴走。
それは誰も経験したこともないだろう
常時70度越え 高負荷時は100度を超えるというキチガイじみたものだった。
CPUのサポート出来る温度は大体67-72度くらいだ。公式のCPUの性能一覧に書いてはいる。これも確か71.8度とかだった気がする
んでCPUがぶっ壊れるリスクが上がるのが105度
相当やばいラインまで来ている
E8600を1500円で売りQ9550を3000円で買ったのに性能ダウン
むしろ熱暴走で使用が危ない。
最近の自作系パソコンで熱暴走するのは聞かないけど改造する点でメーカーが保証していない部分を改造する時には壊す覚悟でやることだ。以上
第2世代core i5のi5-2400で自作パソコンを組んだ。
CPUに最初から付属するリテールクーラーというクーラーを使用しているのだが、50度超えない。初体験が100度だった俺には信じられなかったね。絶対このまま使ってたらぶっ壊れてた。
さて、
Core2 Quad Q9550
95Wなのでちゃんとしたクーラーを使えば70度以下で使えるだろう
i5-2400より性能は下だし、悩みどころだねえ
改造は自己責任で。
あとわかる人にはこの記事当たり前すぎて笑えるくらいの内容しか書いていないので玄人向けじゃあないからね。
Core2 Quad Q9550 3000円で居る人いる?()